スマフォを海外で使う方法

アイフォン等スマフォを海外で使用するには充分な注意が必要です。まったくなんの設定もしないままうっかり海外で使用 すると、ものすごい高額な利用料がかかる可能性があるためです。たった1日WEBにアクセスしただけなのに10万20万円の請求がきてびっくり!なんて事 例もあります。WEBの閲覧などはまったくする予定がないという場合は「データローミングをオフ」(もしくは「機内モード」)にしておけばとりあえず安心です。
WEBの閲覧等をフルに利用したい場合は主に2つの方法があります。
1) 国際ローミングサービス(G3回線)を利用する
2) Wi-Fi 接続で利用する
2-1) ホテルや公衆のWi-Fiを利用する
2-2) 海外Wi-Fiルーターレンタルサービスを利用する
★おススメ

1) 国際ローミングサービスを利用する
各携帯電話キャリアが行っている国際ローミングサービスは使用しているスマフォをそのまま海外で使用することができます。2010年ごろより各社海外定額 サービスも開始、ソフトバンクが「国際パケットし放題」、auは「海外パケット定額」、ドコモは「海外パケ・ホーダイ」と称しています。料金は1日最大1980~2980円で特に申し込みなどの手間は必要ありません。注意すべきは「海外事業者を現地で自分で選択して設定する必要がある」点です。海外に行くと複数の通信事業者を自動で受信しますが、パケットし放題と提携している事業者は決まっています。規定の事業者を設定しないと定額外になってしまいます。

■アイフォン 海外パケットし放題事例
右の料金表は実際に筆者がアメリカで6日間、アイフォンでパケットし放題を利用した例です。
ロサンゼルスからニューオーリンズまで列車で移動する旅でしたが、途中で電波が途切れることもなく(何度か弱くなったところはありましたが)問題なくネットサーフィン&iメール送信ができました。
遠慮なく利用した正式な料金は6日間で約27万円(なんか心臓に悪いですね)。それがパケットし放題で266187円割り引かれて最終的に支払ったのは約1万円ほど。毎日の利用結果を翌日にはオンラインで確認することができるので心配な方は確認を。

関連リンク:
SoftBankスマートフォン
【iPhone】お申し込みはソフトバンクオンラインショップで!

2) Wi-Fi接続で利用する
アイフォンはもちろん、ほとんどのスマフォにはWi-Fiが備わっています。Wi-Fiでネットワークに接続すればパケット通信費はいっさいかかりません。国際ローミングをオフの状態で利用できます。
問題はWi-Fi回線をいかに拾うかです。
最近はたいていのホテルでWi-Fiサービスを行っています。無料のところもあれば有料のところもあるので確認しましょう。無料の場合はホテルでWi- Fiをオンにすれば自動で拾ってくれますが、有料の場合はフロントでパスワードを発行してもらうなどの手続きが必要なことがあります。部屋においてある冊 子に接続方法が書いてあったりもします。
とりあえず、ホテルにWi-Fiサービスがあればホテルにいる間だけは通信が可能ですが外出してしまうと使えません。
ホテル以外では、例えばスターバックスカフェが無料のWi-Fiサービスを行っているので有名です。たいていの都市にあるのでもし何か調べごとがしたくなったらスタバに駆け込めばWi-Fiを使うことができます。
また、最近はほとんどの空港でWi-Fiを備えています。利用方法は空港によって様々。例えば北京の空港では機械にパスポートを読み込ませてWi-Fiアクセスコードを発行する仕組みでした。なんの手続きをしなくても公衆Wi-Fiを拾える空港もあります。

しかし、ホテルやスタバ、空港などだけでしか利用できないのはちょっと不便です。いつでもどこでも使いたい、多少お金をかけてもOKなら、「海外Wi-Fiルーターレンタルサービス」がおススメです。

■海外Wi-Fiルーターレンタルサービス★おススメ
「海外Wi-Fiルーターレンタルサービス」は、海外対応Wi-Fiルーターを携帯することでいつでもどこでもWi-Fi接続を可能とするサービスです。日本出発前に申込み空港などでWi-Fiルーターを受け取ります。いくつかの事業者があり、料金は事業者ごと・行先によってそれぞれ異なりますが、全般的に「海外パケットし放題」より安い設定となっています。1台のWi-Fiルーターに4~5台まで接続できるので、例えばアイフォン2台&ノートパソコン&iPad、など複数のWi-Fi機器を利用することができます。
対応地域は年々拡大しつつあり、アジア・アメリカはもちろん、2011-2012年にかけてはヨーロッパ地域もほぼカバーされました。

主な事業者:
グローバルデータ
テレコムスクエア海外用定額制モバイルデータ通信
海外専用グローバルWiFi
JALエービーシー

 

「海外Wi-Fiルーターレンタル」を実際に利用してみました:
2012年5月に筆者がヨーロッパ(イタリア・スロヴェニア・オーストリア)を旅したときに利用しました。私とつれの分のアイフォン2台を接続し9日間フルにネットし放題。
鉄道で移動中の山の中などは多少回線が切れることもありましたが、概ね7-8割がた快適に繋がり不満はありませんでした。標高2100mのクリッペンシュ タイン山頂でもつながったのにはびっくりした。正直こんなにどこでも繋がるとは思っていなかったので嬉しい誤算でした。
この時の料金はヨーロッパ周遊プラン9日間(保険込)で約13000円でした。キャンペーンで1日1150円+保険と安くレンタルできたのですが通常は1500円/日。結構頻繁に割引キャンペーンをやっているようです。
もしそれぞれのアイフォンをパケット通信(パケットし放題)で利用していたら、単純計算で1980円/日 x 9日 x 2台 =35640円です。そう考えるとWi-Fiルーターレンタルのほうがはるかにお得。
Wi-Fiルーターの充電があまりもたないのが唯一の難点でした。
写真左:黒いのがルーター白いのが予備バッテリー
写真右:ルーターのサイズは手に収まるくらい。薄いです。SIMはボーダーフォンが入っていました。

●海外Wi-Fiルーターレンタルサービス利用時のポイント:
・保険について:
「ルーターの破損・盗難」には高額な補償費用が掛かるために保険が用意されています。1日+200円ほどかかりますが、なる べく加入をお勧めします。保険に入っていても盗難の場合は注意が必要です。盗難証明書(現地で警察に出向いて発行してもらう)が必要で、これがないと保険 が適用になりません。限られた旅行の時間に警察に行く面倒を避けるためにも盗難だけは十分注意しましょう
・予備バッテリーについて:オプションとして予備バッテリーが用意されています。Wi-Fiルーターはほんとうに充電の消費が早いので予備バッテリーは必須です(数時間しか持ちませんでした)。レンタルは1日+200円ほどかかります。もし10日間なら2000円ですが、それなら借りるより自分で購入してしまったほうが安上がりです。筆者はレンタルと同じクラスの5000mAh予備バッテリー(以下写真参照)をアマゾンで2000円以下で買いました。アイフォンの充電と共有できるので買って損はありません。
▼5000mAhはアイフォンを2回くらい充電できる。
PowerBank 5000mAh 2.1A+0.5A 2ポートUSB出力 スマホ・iPhone4s対応 携帯充電器
PowerBank 5000mAh 2.1A+0.5A 2ポートUSB出力 スマホ・iPhone4s対応 携帯充電器

●注意点・デメリット
通信容量には制限があります。普通に使う分には十分な容量ですが、動画を見たり、アプリをダウンロードしたりするとあっという間に上 限に達してロックされてしまうので注意しましょう。また、iCloudで写真などが自動バックアップ設定になっているとこれも引っ掛かるという事例があり ますので設定をオフにしましょう。
・料金は出発日(レンタルした日)から帰国日(返却日)までのパッケージになります。1週間の旅のうち3日間だけ使うというようなことはできません。夜出発の朝帰国だとちょっと損します。

■まとめ
海外でアイフォン(スマフォ)をフルに利用するなら、一番のおすすめはやはりWi-Fiルーターレンタルです。料金的にも国際ローミングより安く、何より「うっかりパケ死」の心配がいりませんので精神的にも安心です。
ピークシーズン前はレンタルが込み合い在庫がなくなる、なんてこともあるので早めの予約が吉。
※SIMフリーアイフォンを入手するという裏ワザもありますがあまり万人向けではないのでここでは省略します
主な事業者:
グローバルデータ
テレコムスクエア海外用定額制モバイルデータ通信
海外専用グローバルWiFi
JALエービーシー

 

■旅先でアイフォン活用例
こんな時にiPhone(+通信環境必須)は役立ちます。

 

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