一人旅のリスク

旅好きの私としては旅の良い面ばかりをクローズアップしたいところですがそうもゆきません。よりよい旅をしていただくためにも「一人旅のリスク」を常に念頭に置いて旅の計画をして欲しいと思います。
海外を旅していると日本がいかに安全な国であるかを実感することがあります。夜間に外を出歩くのに命の心配をしないでよいというのは幸せなことです。 平和な日本での暮らしの気分そのままに海外を旅すると思わぬ事件に巻き込まれる事があります。
イラクで殺害された日本人男性の事件は記憶にまだ新しいと思います。2007年にはタイで一人旅をしていた日本人女性が強盗に殺害される事件が起きています。
ですから海外一人旅を大手を振って薦めるわけにもゆきません。私自身も海外でちょっとしたトラブルは何度か体験しておりますが、幸い無事に今も生きています。
海外一人旅にリスクはあります。
なにもそんなリスクをしょってまで一人で旅に出る意義はあるのか。
私はあると思います。
一度きりの人生、可能な限りいろんなことにチャレンジしたい。いろんな世界を見てみたい。
これは個々人の価値観の問題ではありますが。リスクをおかしてまですばらしい体験をしたいとは思わないという人もいるでしょう。平々凡々な生き方が幸せな人もいるでしょう。

■リスクコントロール

旅のリスクは備えと知識があればかなり低減させることができます。安易な気持ちで旅にでず、まずはどんなリスクがあるのかをしっかり学び、備えてから出発しましょう。
「外務省海外安全ホームページ」には各国を旅するに当たり知っておくべき重要な治安に関する情報が公開されています。ここは必ずチェックしましょう。同じ国内でも地域によっては全然治安が異なる例はたくさんありますので自分の訪問予定先をくまなく確認しましょう。また、過去に実際にあったトラブル事例なども参考にしましょう。旅行のガイドブックにもよくトラブル事例や対処法が載っておりますので目を通しておきましょう。
女性の場合は男性よりより慎重にならなくてはなりません。夜遅くは出歩かない、あまり人通りの少ないところには行かない、人をすぐに信用しないなどは基本です。一人旅の開放感からついついハメをはずしてしまう人もいますが、感情をうまくセルフコントロールしましょう。それから、連絡手段をなるべく持ちましょう。今は携帯電話やインターネットはワールドワイドです。
海外でトラブルに遭うと場合によってはお国問題に発展することもあります。日本人としての節度と自覚をもって、訪問国に対しては謙虚な姿勢で、でも臆することなく旅をして欲しいと願います。

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